遊佐町沖における協議会意見取りまとめと今後の進捗について(洋上風力発電)
遊佐町沖法定協議会意見取りまとめ
令和5年3月29日に開催された「遊佐町沖法定協議会」において意見取りまとめ※が行われましたので、今後、国による促進区域指定に向けた手続きが進められます。指定後、国による公募で発電事業者が選定され、選定事業者には、指定海域について最大30年間の占用許可が与えられます。選定事業者は、詳細設計、環境影響評価や漁業影響調査等行ったうえで、建設工事に着手することになります。
一方、法定協議会は、選定事業者もメンバーに加わり、事業の進捗状況確認、報告、課題への対応などの協議が、事業完了(風車撤去)まで行われます。
山形県遊佐町沖における協議会意見取りまとめ<全文>(資源エネルギー庁HPリンク)
※意見取りまとめとは
意見取りまとめとは地域としての意見や要望を集約しただけでなく、風車撤去を含めた事業完了までの期間、発電事業者が責任をもって取り組んでいくための留意事項を明記したものであり、国による事業者公募占用指針にも反映されます。
事業者は意見取りまとめに記載されていることを遵守しなければならず、その進捗管理は法定協議会で事業完了まで行っていきます。
今後の進み方の想定(工事着工・運転開始はあくまで見込みです)
・国「促進区域」の指定:R5(2023)年10月3日↓
・国による事業者公募:R6(2024)年1月19日~7月19日
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・公募による事業者決定:R6(2024)年12月
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・詳細設計、環境影響評価・漁業影響調査 等
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・工事着工:R10(2028)年~R11(2029)年頃
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・風車設置完成・運転開始:R12(2030)~R13(2031)年頃