気温や湿度が高くなるこれからの時期は熱中症に注意が必要です。特に初夏の熱くなってきたころは、体が気温に慣れていないこともあり、特に注意が必要となります。熱中症予防のポイントは「水分補給」と「暑さ対策」です。特に、子どもや高齢者は、体温調整機能が不十分なことや、暑さに対する感覚機能が低下することから、熱中症になりやすく、特に注意が必要です。適切に暑さ対策を行い、楽しい夏を過ごしましょう。
熱中症対策のポイント
こまめな水分補給
- のどが渇いていなくても、1時間ごとコップ1杯を目安にこまめな水分補給
(アルコールやカフェインを多く含む飲み物は脱水につながりやすいため×)
- たくさん汗をかいたときには塩分補給も忘れずに
屋内でも屋外でも暑さを避ける工夫を
屋外での暑さ対策
- 日傘や帽子を使い、日差しを遮る
- 通気性がよく、速乾性、吸湿性のある涼しい服装を着用する
- 日陰を利用し、こまめに休憩をとる
- 日中、暑い時間の外出を避ける
屋内での暑さ対策
- エアコンや扇風機を使い、適切な室温にする
- 遮光カーテンやすだれを使用し、室内に入る日差しを遮る
暑さに負けない体づくりも大切
環境を整え、十分な睡眠をとる
通気性や吸湿性のいい寝具の使用、エアコンを使用することで睡眠環境を整え、ぐっすりと眠れる環境づくりをしましょう。
バランスのいい食事で丈夫な体に
3食バランスよく食事をとることも大切です。
湿度が高い日にも注意を
気温が高い日に比べ、湿度が高い日は特に熱中症になる方が多い傾向にあります。天気や気温だけでなく、湿度もチェックしてみましょう。
熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートについて(運用期間:令和7年4月23日(水)~10月22日(水))
熱中症警戒アラート
熱中症警戒アラートが発表された地域では、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあるときに発表されます。
このアラートが発令されたときには、室内などエアコン等のある涼しい環境で過ごす、外出を控える、こまめな水分補給をする、周囲の高齢者などに熱中症予防の声かけをするなど積極的に熱中症予防行動をとりましょう。
熱中症特別警戒アラート
広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあるときに発表されます。
すべての方が自ら鈴辞意環境で過ごすとともに、高齢者、乳幼児などの熱中症にかかりやすい方が周りにいるときには、室内などのエアコンなどを使用し、涼しい環境で過ごせているか確認をしてください。
また、特別警戒アラートが発令されたときには、暑さをしのぐ場所として「クーリングシェルター」を開放します。
- 町内のクーリングシェルターについてはこちら
参考
山形県HP:熱中症に注意しましょう!! | 山形県
熱中症予防情報サイト:環境省熱中症予防情報サイト