町内各地でカモシカの目撃情報が寄せられています。
カモシカは人に危害を加える動物ではありません。ほとんどの場合、人を見かけると山に帰っていきます。
ただし、春の出産期・秋の交尾期には攻撃的になることがあるといわれているので特に注意が必要です。

カモシカに遭遇したら
カモシカに遭遇した場合、次の点にご注意ください。
生きていて、動ける状態のカモシカ
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大きな声を出すなどの刺激を与えると、興奮して突進してきたり角で攻撃されたりする危険性があります。
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むやみに近づかず、その場から立ち去ってください。
- 帰巣本能があり、放っておけば山に帰っていきます。逃げ道をふさがず、静かに見守ってください。
生きているが、動けなくなっている状態のカモシカ
- カモシカは反芻(はんすう)をする動物です。衰弱しているように見えても、座り込んで休憩しながら反芻していることがあります。
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ケガなどで動けなくなっているカモシカでも、人が近づくと興奮して暴れる恐れがあります。近づかず、速やかに教育委員会教育課文化係へ連絡してください。
子どものカモシカ
人を警戒して姿を見せなくても、ほとんどの場合は親が近くにいます。幼獣は一度捕獲してしまうと野生復帰が困難になります。安易に保護せず、その場から立ち去ってください。
死んでいるカモシカ
国の天然記念物であるカモシカは、死んでいる状況を記録し、国へ報告する必要があります。できる限り動かさず、教育委員会教育課文化係へ連絡してください。