大阪・関西万博の機運醸成と、万博参加国への国際理解を促進するため、内閣官房では令和6年度から令和7年度にかけて、「万博国際交流プログラム」を実施し、参加国との国際交流を通じた取り組みを支援しています。
遊佐町では、令和6年度に引き続き、令和7年度においても当該交流プログラムの採択を受けることができました(4月22日認定)。
昨年度に引き続き、中高生の国際理解と、万博を通じた相互理解を深めるため、7月下旬にマダガスカル共和国の中学生・大学生5名を招き、町内中高生との交流を実施しました。
交流の様子などをお知らせします。
万博交流国際プログラムについてはこちらからご確認ください。(外部リンク)
事業概要
事業内容
アフリカのマダガスカルで日本語教育を受けている生徒を日本に招き、相互の国際理解と文化交流等の体験を行い中高生の国際感覚の醸成を図ります。
また、遊佐中学校(4名)及び遊佐高校(5名)の生徒を中心とした交流派遣団を組織し、マダガスカルから来日する生徒を遊佐町に迎え、遊佐町での現地交流を行うとともに、大阪・関西万博においてマダガスカルのパビリオンを訪問し、内閣官房が掲げる本事業の目的である万博の機運を醸成します。
交流相手国:マダガスカル共和国(アフリカ)
マダガスカル共和国はアフリカ地域において10万人あたりの日本語学習者が第2位である。
事業内容
- 5月中旬:遊佐中学校、遊佐高校で当該プログラムに参加する生徒の募集
- 6月~7月:事前研修、事前学習
- 7/24~7/26:マダガスカルからの派遣団と、遊佐町内で交流
- 7/27~7/28:マダガスカルからの派遣団とともに、大阪・関西万博に参加
交流の様子
7/24~7/26 遊佐町での交流
7/24:稲川まちづくりセンターにおいて自己紹介、交流パーティ

7/25:遊佐中学校、遊佐高校を訪問

7/26:浴衣の着付けをして、町民花火大会へ参加
現地交流の様子は、動画で撮影しました。こちらのリンクよりご覧ください。
7/27~7/28 大阪・関西万博会場
マダガスカル共和国の人たちと、大阪・関西万博を訪れました。万博ではELEステージにおいて、この事業を協働して進めた宮崎県えびの市の学生たち(宮崎県立飯野高等学校)と一緒に、遊佐町での交流の振り返りや、相互に文化等の発表を行いました。


参加した中高生の感想
この事業には遊佐中学生4名、遊佐高校生5名に参加してもらい、マダガスカル共和国について勉強し、現地訪問のプログラムを企画運営してもらいました。参加者からの声を一部紹介します。
・貴重な経験、ずっと大切にしたい思い出ができました。
・たくさんの人との交流を通じて、世界を身近な存在に感じ、自分の視野が広がることを感じた。
・言葉が通じない時でも短い単語やジェスチャーなどでどう伝えたらいいか自分で考え工夫することができた。日本のアニメや漫画が思っているよりずっと海外に伝わっていることにびっくりした。
・言葉以外にも大事なものがたくさんあると感じました。またいつかどこかで会いたい。
・最初は緊張してうまく話すことができなかったが、言葉以上に笑顔で心が繋がった気がした。誰かと関わることや、自分の目で見たこと、感じたことの大切さを感じた。
・自分の考えや伝えたいことがなかなか伝わらず悔しい思いをすることもあったので、もっと英語を勉強して、色々な人や国の人と会話ができるようになりたい。