地域再生計画とは、地域再生法(平成17年法律第24号)に基づく計画のことで、地方公共団体が行う自主的かつ自立的な取り組みによる地域活力の再生を総合的かつ効果的に推進するため、地方公共団体が作成し、内閣総理大臣による認定を受けた計画です。
遊佐町においては、地域再生基盤強化交付金のうち、汚水処理施設整備交付金を活用した事業を行うため、平成17年度に内閣府の認定を受けました。
平成18年度から平成21年度の4年間を計画期間とした地域再生計画について、期間満了に伴い、目標達成状況の事後評価を行いましたので、結果を公表します。
地域再生計画名
遊水の郷「くらしの水」再生計画
計画概要
遊佐町は多様な自然環境を生かした農業・観光を主要産業としている。農業は「遊YOU米」という共同開発米のブランドを持ち、観光では海水浴や登山などが楽しめる。こうした産業には水が不可欠であるが、生活排水処理施設の整備が進んでおらず、環境破壊や産業への影響が懸念される。
そこで、汚水処理施設整備交付金を活用し、特に河川、源流に近い山間、沿岸付近など水質への影響が大きい地域(農業集落排水及び浄化槽区域)の施設整備を進め、「元から断つ」ことで効果的な水質保全を行い、農業・観光産業の質を向上させることで、地域の活性化を目指す。