鳥海山・飛島ジオパーク『町内ジオサイト』候補地の紹介
ジオサイトとは、地質や地形、生物、歴史など、そのジオパークを特色づける見学ポイント、拠点となる資料などの施設があるエリアのことです。
現在、遊佐町エリア内では26ヶ所をジオサイト候補地としています。
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庄内砂丘 | |
約8,000年前、鳥海山麓と加茂台地の間に砂州が発達し、それに堰き止められる形で砂丘が形成されました。 その後、潟湖が陸地化し砂州が発達して庄内砂丘となりました。1,000年前ころまでは広葉樹を主とした天然林が広がっていたといわれています。 現在は、江戸時代に植林された美しいクロマツ防砂林と、スイカやメロン、大根を栽培する砂丘畑が広がっています。 |
白井新田の学田と堰 | |
庄内藩の郡代であった白井矢太夫の藩校致道館の学田構想に基づいて、1800年より開発され、灌漑のために沢を流れる湧水を集めては、配水する横堰、村堰がつくられました。鳥海山の湧水なくしては、この新田開発はなしえませんでした。藤井公民館敷地には、第17代当主、酒井忠明氏の作・揮毫による「鳥海の山より高き父母の恩 忘るへからず開村二百年」の碑があります。 |
大滝(高瀬峡) | |
高瀬峡の一番奥に位置する滝。 高瀬峡は槍ノ沢、婆々沢、カラ沢にまたがる、滝や淵の密集した地帯です。山道を歩く手ごろなトレッキングコースとして人気があります。 |
胴腹滝 | |
鳥海山の伏流水が山腹から湧き出ている様子を、身体の「どうっぱら」から湧き出しているという例えで名づけられました。杉林の中には小さな杜があり、その杜を挟んで2つの滝があります。滝の左右で味が違うと言われています。冬でも凍ることがなく、水汲みの人が常にたえません。 |
二ノ滝 | |
鳥海山千畳ヶ原をはじめとする区域の水が集まった、水量が多い滝です。落差約20mの滝で二筋に分かれています。暖冬でなければ滝全体が氷り、氷柱を形成します。 この上流には三ノ滝、下流には一ノ滝もあります。 |
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