アメリカシロヒトリの駆除について
アメリカシロヒトリは、気候条件によっても変わりますが、通常5月から7月までと、8月から9月までの2回、大量発生します。人体に対しては無害ですが、樹木の葉を食害します。桜、柿、桑、プラタナス、ポプラ、クルミ、ナナカマド、ヤマボウシ、ヤナギ、ツバキ、ミズキなどの広葉樹につきやすいようです。
アメリカシロヒトリを放っておくと、被害が拡大し、近隣にも迷惑がかかります。早めの対処をおすすめします。
アメリカシロヒトリを放っておくと、被害が拡大し、近隣にも迷惑がかかります。早めの対処をおすすめします。
駆除の方法
巣を駆除する(※この段階での駆除が最も効果的です)
幼虫は、吐いた糸で作った巣に約一週間とどまっています。分散する前に枝葉を切り取り、燃やすか(軽微なものに限ります)踏みつぶすなどして駆除します。
駆除後の枝葉は、せん定枝と同様(直径3cm、長さ1m以内を30cm程度にまとめる)に、燃やすごみの日に出してください。
薬剤で駆除する(巣を出て虫が分散してしまった場合)
個人の住宅の樹木に薬剤散布をする場合は、人体に有害な薬剤ですので、十分に注意をして散布を行ってください。
薬剤散布する際の注意
・必ず防止、防護マスク、ゴム手袋などをし、肌が露出しないように気をつけて散布してください。
・散布にあたっては風向きなどにも十分に注意し、付近に人がいないか、洗濯物は干していないかなどを確認してください。
・その他、薬剤の取り扱いについては、販売店にご確認ください。
※集落、団体に害虫防除機の貸し出し、薬剤の交付申請を行っております。