町長あいさつ
町長あいさつ
支え合い 心豊かな町へ 一歩ずつ
皆様におかれましては、輝かしい令和7年の新春を、清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、7月25日の記録的な大雨により、町内各地で河川の氾濫や土砂崩れ、また大切な農地に加え、住宅の床上・床下浸水など甚大な被害を受けました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日でも早く元の暮らしに戻れるよう、引き続き国や県、関係機関と連携しながら全力を挙げて取り組んでまいります。
また、多くの企業、個人の皆様から温かい支援のメッセージとともに物資や義援金などの寄付をいただいておりますことに心より厚く感謝申し上げます。
昨年3月に「日本海沿岸東北自動車道」遊佐比子IC~遊佐鳥海IC間が開通しました。山形・秋田県境区間の開通に向けての期待が一段と高まってきております。遊佐パーキングエリアタウン(道の駅鳥海移転整備)事業は、ジオパークに代表される観光振興や、防災機能の充実など、魅力ある道の駅を目指し、令和9年度の開業に向けて進めております。また、令和6年12月24日、遊佐町沖洋上風力発電事業における発電事業者が選定されました。引き続き国、県をはじめとする関係者の皆様と連携しながら、この事業による遊佐地域の発展を目指してまいります。
さて、令和7年は「持続可能な魅力ある遊佐を創る」をキーワードに、SDGsの理念と遊佐町ゼロカーボンシティ宣言を踏まえた、再生可能エネルギーの導入や脱炭素化を推進してまいります。
また、「チーム遊佐」の理念のもと、3つの柱「手厚い子育て支援によるまちづくり、産業活性化による賑わいのあるまちづくり、誰もが安心して暮らせるまちづくり」に取り組み、遊佐町のさらなる発展、活性化のために粉骨砕身の努力を重ねてまいります。
職員と共に「支え合い 心豊かな遊佐町へ」一歩ずつ行政執行にあたってまいりますので、引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
本年が皆様にとって穏やかで、より良い年でありますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和7年1月 遊佐町長 松永裕美