第3次遊佐町環境基本計画について
遊佐町環境基本計画とは
「環境基本計画」とは、良好な環境の保全および創造に関する施策を推進するための計画です。遊佐町では、平成 11(1999)年に環境基本計画を策定し、地域の抱える環境問題を整理するとともに、「こわさない、ふやさない、こうしたい」を計画のテーマとして掲げ、環境施策を10テーマに分類して実施してきました(第1次計画)。その後、東日本大震災とそれに伴う原発事故の発生や、地球温暖化影響の顕在化、少子高齢化と人口減少など、環境政策や社会情勢に大きな変化があったことから、平成 25(2013)年に環境基本計画の改定を行いました(第2次計画)。この改定計画は、平成 24(2012)年度から令和3(2021)年度を計画期間とし、環境施策のテーマを5つの基本目標として整理しました。さらに5つの重点プロジェクトを設定して優先的に対応していく課題を明らかにしました。
そして今般、第2次計画の計画期間が満了したこと、また環境政策を取り巻く情勢が国 内外で大きく変化したことを受け、計画を改定し「第3次遊佐町環境基本計画」を策定しま した。
第3次遊佐町環境基本計画(概要)
第3次遊佐町環境基本計画(全体)
計画の基本理念
「人と自然の共生 持続的な発展が可能な遊佐町の構築」5つの環境施策の分野
分野① 持続可能な地域づくりを牽引する人材育成
持続可能な地域づくりを行うためには、身の回りの生活環境から自然環境、地球環境のことを考え、その保全・改善のための行動を主体的に取れる住民を育てる必要があります。遊佐町には豊かな自然環境があり、それを活かした保全活動や体験学習を体験してもらうことで、遊佐町の自然環境への愛着を育てるとともに、SDGsへの関心を高めていきます。