遊佐町告示第5号

  地方自治法(昭和22年法律第67号)第101条第1項の規定により、第460回遊佐町議会定例会 を平成22年3月2日遊佐町役場に招集する。

                              平成22年2月10日

                                遊佐町長 時田 博機

 

第460回遊佐町議会定例会会議録

 

                議 事 日 程 (第 1 号)

 

平成22年3月2日(火曜日)  午前10時 開議(本会議)

 

 日程第 1 会議録署名議員の指名について                           

 日程第 2 会期の決定について                                

 日程第 3 諸般の報告                                    

       議長報告                                     

       組合議会報告                                   

       一般行政報告                                   

       教育行政報告                                   

       ※一般議案                                    

 日程第 4 議第 6号 平成21年度遊佐町一般会計補正予算(第10号)            

 日程第 5 議第 7号 平成21年度遊佐町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       

 日程第 6 議第 8号 平成21年度遊佐町簡易水道特別会計補正予算(第4号)         

 日程第 7 議第 9号 平成21年度遊佐町地域集落排水事業特別会計補正予算(第5号)     

 日程第 8 議第10号 平成21年度遊佐町介護保険特別会計補正予算(第3号)         

 日程第 9 議第11号 平成21年度遊佐町水道事業会計補正予算(第4号)           

 日程第10 ※補正予算審査特別委員会の設置について                      

 

                       ☆

 

                  本日の会議に付した事件

 

(議事日程第1号に同じ)

                       ☆

 

                 出 欠 席 議 員 氏 名

 

応招議員  14名

 

出席議員  14名

     1番   筒  井  義  昭  君      2番     橋  久  一  君

     3番     橋     透  君      4番   赤  塚  英  一  君

     5番   阿  部  満  吉  君      6番   佐  藤  智  則  君

     7番     橋  冠  治  君      8番   土  門  治  明  君

     9番   三  浦  正  良  君     10番   堀     満  弥  君

    11番   阿  部  勝  夫  君     12番   那  須  良  太  君

    13番   伊  藤  マ 子  君     14番     橋  信  幸  君

 

欠席議員   なし

 

                       ☆

 

                 説明のため出席した者職氏名

 

 町長  時  田  博  機  君   副町長  堀  田  堅  志  君

 総務企画課長  本  宮  茂  樹  君   産業振興課長  村  井     仁  君

 地域生活課長  佐  藤  広  一  君   健康福祉課長  東 林  和  夫  君

 町民課長  佐 木  英  一  君   会計管理者  伊  藤     孝  君

 教育委員長  佐  藤  多 子  君   教育長  那  須  栄  一  君

 教育次長  鍬  形  修  一  君   農業委員会会長    橋  良  彰  君

 選挙管理委員会               

          尾  形     克  君      代表監査委員    橋  勤  一  君

 委員長               

 

 

                       ☆

 

                 出

 

  局  長  金 野 周 悦   次  長  本 間 康 弘   書  記  池 田   久

 

 

                       ☆

 

              本        会        議

 

議 長(橋信幸君)  おはようございます。ただいまより第460回遊佐町議会3月定例会を開会いたします。

  (午前10時)

議 長(橋信幸君)  本日の議員の出席状況は、全員出席しております。

  また、本定例会に説明員として町長初め各行政委員会の委員長、会長等の出席を求めましたところ、全員出席しておりますので、報告します。

  それでは、本日の会議を開きます。

  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、10番、堀満弥議員、11番、阿部勝夫議員を指名いたします。

  日程第2、本定例会の会期についてを議題といたします。恒例により、議会運営委員会赤塚英一委員長より協議の結果について報告を求めます。

  議会運営委員会赤塚英一委員長、登壇願います。

議会運営委員会委員長(赤塚英一君)  おはようございます。

  第460回遊佐町議会定例会の運営について、去る2月16日及び23日に議会運営委員会を開催し、協議した結果、次のとおり意見決定しましたので、ご報告いたします。

  初めに、本定例会の会期については、本日3月2日から3月12日までの11日間といたしました。

  審議日程につきましてはお手元に配付のとおりでございますが、本日は議会の構成を行い、次に諸般の報告として、議長報告、組合議会報告、一般行政報告、教育行政報告を行います。続いて、平成21年度各会計補正予算6件を一括上程し、恒例により補正予算審査特別委員会を構成、審査を付託し、本会議を終了します。その後、各常任委員会を開きます。

  第2日目の3月3日は、午前10時からおおむね3時まで補正予算審査特別委員会を行い、その後案文作成のため休憩に入ります。午後3時30分ころから本会議を開き、補正予算審査結果報告、採決を行い、その後平成22年度施政方針に入り、終了次第散会いたします。

  第3日目の3月4日は、一般質問を6人予定しております。

  第4日目の3月5日は、前日に引き続き一般質問6人を予定しております。終了次第、平成22年度各会計予算9件、条例案件5件、事件案件3件を一括上程し、予算については恒例により予算審査特別委員会を構成、審査を付託し、本会議を終了いたします。

  第5日目の3月6日及び第6日目の3月7日は、週休日のため休会いたします。

  第7日目の3月8日は、終日各常任委員会を開きます。

  第8日目の3月9日は、終日各常任委員会を開きます。

  第9日目の3月10日は、休会といたします。

  第10日目の3月11日は、終日予算審査特別委員会を開きます。

  第11日目の3月12日は、午前10時からおおむね3時まで予算審査特別委員会を行い、その後案文作成のための休憩に入ります。午後3時30分ころから本会議を開催し、条例案件5件の審議、採決、予算審査結果報告、採決、事件案件3件の審議、採決、人事案件1件の審議、採決、発議案件1件の審議、採決を行います。終了次第、第460回定例会を閉会いたしたいと思いますので、議員各位のご協力をお願いいたします。

  定例会終了後、県立遊佐高等学校協力会の評議委員会が予定されておりますので、よろしくご協力をお願いいたします。

議 長(橋信幸君)  お諮りいたします。

  ただいま議会運営委員会委員長報告のとおり、本定例会の会期は本日3月2日より3月12日までの11日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

  (「異議なし」の声多数)

議 長(橋信幸君)  ご異議なしと認めます。

  よって、本定例会の会期は11日間と決定いたしました。

  日程第3、諸般の報告に入ります。

  初めに、議長の報告を行います。

  議長報告

  1.議員派遣について

    会議規則第121条の規定により、議員を派遣した。

    〇 平成21年12月22日付

     広報調査特別委員会視察研修

    @ 目  的  議会広報発行技術の向上に資する。

    A 派遣場所  庄 内 町

    B 期  間  平成22年1月8日(金)

    C 参加議員  広報調査特別委員会委員

    ○ 平成22年1月18日付

     にかほ市議会・遊佐町議会議員研修会

    @ 目  的  両市町の共通課題を円滑に推進し、両市町の発展に資する。

    A 派遣場所  秋田県 にかほ市

    B 期  間  平成22年2月5日(金)

    C 参加議員  議員全員

  2.系統議長会について

    ◎ 庄内市町村議会議長会議

     @ 期  日  平成21年12月24日(木)・25日(金)

     A 場  所  鶴 岡 市

     B 案  件

      ○ 平成22年度庄内市町村議会議長会事業計画について

      (1)連絡協調に関する事項

        @ 定例総会の開催

        A その他目的達成に必要な会議の開催

      (2)地方振興に関する事項

        @ 庄内総合支庁長との懇談会

      (3)研修に関する事項

        @ 議長・副議長・事務局長研修会(1回)

        A 議員全員研修会(1回)

      ○ 平成22年度庄内市町村議会議長会負担金の分賦及び納入について

         人口割(80%)・平均割(20%)

         本町負担額    33千円

    ◎ 荘内地方町村議会議長会総会

     @ 期  日  平成22年2月4日(木)

     A 場  所  庄 内 町

     B 案  件

      議第1号 平成22年度荘内地方町村議会議長会事業計画について

      (1)連絡協調に関する事項

        @ 定例総会の開催

        A 臨時総会の開催

      (2)地方振興に関する事項

        @ 山形県町村議会議長会との連絡調整

        A 最上地方町村議会議長会との合同会議

        B 庄内市町村議会議長会との連絡調整

      (3)研修に関する事項

        @ 職員研修

        A 議会運営委員会研修

        B 議員研修会

      (4)庄内市町村議会議長会との共同事業

        @ 議長・副議長・事務局長研修会(1回)

        A 議員全員研修(1回)

      議第2号 平成22年度荘内地方町村議会議長会予算について

          予算総額     951千円

      議第3号 平成22年度荘内地方町村議会議長会負担金の賦課及び納入について

          人口割(35%) 財政力割(35%) 平均割(30%)

          本町負担額    119千円

    ◎ 山形県町村議会議長会第61回定期総会

     @ 期  日  平成22年2月17日(水)

     A 場  所  山 形 市

     B 案  件

      報告第1号 議長の異動

      報告第2号 会務報告

      議第2号  平成22年度事業計画並びに収入支出予算

           予算総額      42,191千円

      議第3号  平成22年度会費分賦収入方法

           平等割(30%) 人口割(35%) 財政力割(35%)

           本町負担金    1,990,800円

      議第4号 決  議

       1.真の地方分権型社会実現のための「第二期地方分権改革」の推進

       1.災害に強いまちづくりの推進

       1.農林水産業振興対策の推進

       1.中小企業振興対策の推進

       1.地域保健医療、医療保険制度対策の改善強化

       1.少子・高齢化に伴う保健福祉対策の拡充強化

       1.高速交通網の整備促進

       1.町村議会の更なる活性化

      議第5号 特 別 決 議

       地方議会議員年金制度の長期安定化に関する特別決議(別 紙)、朗読省略。

  別  紙

地方議会議員年金制度の長期安定化に関する特別決議

  昭和36年の制度発足以来、地方議会議員の老後の生活安定に大きな役割を果たしてきた地方議会議員年金制度は、「平成の大合併」により、会員数の激減と年金受給者の大幅増をもたらし、財政を急激に悪化させ、平成23年には積立金の枯渇が予想される危機的状況に陥っている。

  平成18年には、地方公務員等共済組合法の改正において掛金率の引上げ、給付水準の引き下げが行われるとともに、市町村合併特例法の規定に基づく激変緩和措置が講じられたが、年金財政の安定化を図るにはいたっていない。

  今後、地方分権の進展によって地方議会の役割・重要度が高まる中、地方議会議員が安心して議会活動に専念するためには、退職後の生活の安定のための制度が不可欠である。

  国は、国策として推進された市町村合併に身をもって協力した市町村議会議員の強い思いを厳粛に受けとめ、将来にわたり安定的な年金給付が可能となるよう、下記事項について特段の措置を講じられるよう強く要請する。

 1 市町村合併が年金財政に及ぼした影響については、市町村合併特例法第65条第3項に基づき、激変緩和負担金として全額財政措置すること。

 2 激変緩和負担金を除く公費負担を議員負担と同水準まで引き上げること。

 3 現職議員については、度重なるこれまでの改正を踏まえ、掛金率の引上げと給付率の引下げの過度の負担を強いることのないよう制度設計を行うこと。

 4 今後、将来にわたり現職議員・年金受給者が議員年金制度に不安を生じることのないよう、共済制度との一元化や総報酬制の導入等、制度の抜本的な見直しについて引き続き検討を行うこと。

 以上、特別決議する。

    平成22年2月17日

山形県町村議会議長会

61回定期総会

  以上であります。

  次に、組合議会報告を行います。酒田地区広域行政組合議会について、議員を代表して橋久一議員より報告願います。

  2番、橋久一議員、登壇願います。

2 番(橋久一君)  おはようございます。

  組合議会報告

平成22年2月23

  遊  佐  町  議  会

  議 長  橋 信 幸 殿

酒田地区広域行政組合

議 員  橋 久 一

議 員 阿 部 勝 夫

組 合 議 会 報 告 に つ い て

  組合議会に出席しましたので、次のとおり報告します。

  1.招集日時  平成22年2月23日(火) 午前10時

  2.場  所  組 合 議 会 議 場

  3.付議案件

    議第1号 平成21年度酒田地区広域行政組合会計補正予算(第2号)

          補正前       3,970,977千円

          補正額       108,330千円

          補正後       3,862,647千円

    議第2号 平成21年度酒田地区広域行政組合経費の分賦金の変更について

          遊佐町分

           清掃費分担金 変更前   110,056千円

                  変更額   △6,734千円

                  変更後   103,322千円

           消防費分担金 変更前   221,833千円

                  変更額   △6,348千円

                  変更後   215,485千円

    議第3号 平成22年度酒田地区広域行政組合会計予算

          予算総額      3,775,600千円

    議第4号 平成22年度酒田地区広域行政組合経費の分賦金について

          遊佐町分 清掃費分担金   105,715千円

               消防費分担金   215,959千円

               合    計   321,674千円

  4.審議の結果

     原 案 可 決

  以上です。

議 長(橋信幸君)  次に、庄内広域行政組合議会について、小職より報告をいたします。

  組合議会報告

平成22年2月24

  遊  佐  町  議  会

  議 長  橋 信 幸 殿

庄内広域行政組合

議 員  橋 信 幸

組 合 議 会 報 告 に つ い て

  組合議会に出席しましたので、次のとおり報告します。

  1.招集期日  平成22年2月24日(水) 午後3時30分

  2.場  所  酒 田 市

  3.付議案件

    議第1号 平成21年度庄内広域行政組合一般会計補正予算(第1号)

         補正前の額       12,602千円

         補 正 額 負担金  1,650千円

               繰越金   1,650千円

           計         12,602千円

    議第2号 平成21年度庄内広域行政組合庄内地方拠点都市地域事業特別会計補正予算(第2号)

         補正前の額      107,301千円

         補 正 額       3,466千円

           計        110,767千円

    議第3号 平成21年度庄内広域行政組合青果市場事業特別会計補正予算(第1号)

         補正前の額      262,166千円

         補 正 額      9,103千円

           計        253,063千円

    議第4号 平成21年度庄内広域行政組合庄内食肉流通センター事業特別会計補正予算(第1号)

         補正前の額      641,602千円

         補 正 額       8,065千円

           計        649,667千円

    議第5号 平成21年度庄内広域行政組合市町分賦金の変更について

         遊佐町分

          広域行政分 変更前   356千円

                変更額   89千円

                 計    267千円

    議第6号 平成22年度庄内広域行政組合一般会計予算

         予算総額        19,406千円

    議第7号 平成22年度庄内広域行政組合庄内地方拠点都市地域事業特別会計予算

         予算総額       110,601千円

    議第8号 平成22年度庄内広域行政組合青果市場事業特別会計予算

         予算総額       257,554千円

    議第9号 平成22年度庄内広域行政組合庄内食肉流通センター事業特別会計予算

         予算総額       651,943千円

    議第10号 平成22年度庄内広域行政組合市町分賦金

        遊佐町分

        広域行政分         724千円

        青果市場分         806千円

        食肉流通センター分    2,076千円

          計          3,606千円

    議第11号 庄内広域行政組合議員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について

    議第12号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について

  4.審議の結果

     原 案 可 決

  ここで訂正をさせていただきます。招集期日を2月24日(金)といたしましたが、2月24日(水)と訂正を願います。

  続いて、一般行政報告について、堀田副町長より報告を願います。

副町長(堀田堅志君)  一般行政報告。平成22年3月2日。

  1、第2回県議会議員と語る会の開催について。2月8日、遊佐町商工会、月光川土地改良区、NPO法人遊佐鳥海観光協会等7団体の代表と議会議長、副議長から出席をいただき、本町の重要施策や地域住民・団体が抱える課題について、4名の地元県議会議員と意見交換を行いました。

  2、遊佐町行政事務改善委員会について。町の行政機構の再編について、昨年の8月以来、委員会で協議を重ねてまいりました。その結果を町長に報告し、庁議を踏まえて2月1日からパブリック・コメントを実施し、「課の設置条例の一部改正条例」議案として、本定例会に上程させていただきました。

  3、行政評価(事務事業評価)システムについて。事務事業評価については、平成21年度の中間評価を行いながら、目標や事業目的等の整理を終えました。引き続き、遊佐町新総合発展計画の第4期実施計画を踏まえて、平成22年度の主要な施策の目標と事務事業を定めました。

  4、遊佐町合併55周年記念事業について。2月21日、町内勤労青年約30名が参加し、合併記念ファイナル事業「ざっくばらん車座トーク」を開催しました。町内のイベントや行事の開催内容を見直し、遊佐の魅力を町内外に発信するための手法などに関して、青年層の声を反映させようと企画したものです。

  これをもって町主催事業5、支援・連携事業8がすべて終了しましたが、記念事業全般を通じて、町民の主体的なかかわりを大切にした取り組み、特に青年層を中心とした実行委員会体制のもとで、多くの出会いと新たな人材発掘がなされたことは、有意義であったと評価しております。

  5、小型動力ポンプ更新事業について。1月23日、小型動力ポンプ3台を納入し、環境対応型である4サイクル仕様の2台を上藤崎、横町三の消防団各班に配備しました。あとの1台は消防操法用としてことし5月からの訓練に使用します。

  6、防災行政無線(固定系)屋外拡声子局整備事業について。2月1日、南山地内で進めていた防災行政無線(固定系)屋外拡声子局の整備が完成し、供用を開始しました。

  7、防犯対策について。町防犯協会の防犯灯設置事業について、1月29日、大楯〜上大内間の通学路用防犯灯整備事業(3カ年計画の初年度分3灯)が完成し、使用を開始しました。

  8、消防団の活動について。1月4日遊佐町消防出初め式、1月10日第4分団消防出初め式を行い、町民に防火防災啓発を行いました。

  1月11日駅前一区・エルパ、1月23日駅前二区・店舗併用住宅でそれぞれ建物火災が発生し、消防団が出動しました。

  平成22年度から女性消防団員の任命を目指し、2月1日から女性団員の募集を開始しました。

  9、ゆざ元町賑わい再生事業について。長寿社会づくりソフト事業で「ゆざ元町賑わい再生事業」に取り組んできましたが、2月7日に新たに新春雪中鍋合戦と軽トラ市がゆざっとプラザ前広場で行われ、約500人が訪れました。年間を通したにぎわいが徐々に創出されつつあります。

  10、酒田飽海地区就職面接会の開催について。ハローワーク酒田と連携し、求職者の就業を促進するため2月10日に「ワークチャンス2010酒田・春」就職面接会が開催されました。町内からも1企業が参加し、全体で参加企業32社、募集人員約140人に対して200名の求職者が面接に臨みました。

  11、耕作放棄地を活用した本格しょうちゅう「耕作くん」について。昨年の春から取り組んできた、耕作放棄地解消モデル事業による本格しょうちゅうを醸造中ですが、3月に500本の販売を行う準備に取りかかっております。公募しておりました名称には40件が応募、審査会を経て「耕作くん」と決定しました。

  12、遊佐町鱈ふくまつりについて。1月17日、マルチドームふれんどりぃにおいて、第15回遊佐町鱈ふくまつりが開催されました。天候に恵まれ町内外から約2,000名の方が来場され、寒鱈にふぐを加えた名物「鱈ふく汁」を味わっていただきました。

  13、鳥海山二の滝氷柱探勝会について。2月7日、鳥海山二の滝氷柱探勝会が開催され、町内外から約50名の参加をいただきました。雪の山道をトレッキングしながら見事な氷柱を鑑賞し、本町の冬の魅力をPRすることができました。

  14、遊佐町優良特産品審査会について。2月18日、平成21年度遊佐町優良特産品審査会が開催され、新規20点を含め64点が審査されました。金賞は、食品の部で合資会社杉勇酒造場の「大吟醸蕨岡延年の舞」、工芸の部でLLP遊佐刺し子ギルドの「遊佐刺し子カード入れ」が選ばれ、特別賞には、手づくり加工富ちゃんの「パプリカジャム」と、ヘチマ研究会ピュアの「混ぜご飯の素」が選ばれました。

  15、平成22年産水稲生産調整について。遊佐町の平成22年産水稲生産数量は13,073トン、面積換算で2,149ヘクタールで、平成21年産比46トン、0.35%の減となりました。

  これを受け、2月15日に遊佐町水田農業推進協議会の臨時総会を開催し、全生産組合長に対して、10アール未満の農家やこれまで生産調整非協力農家に対しても一律生産目標面積の配分を行いました。また、転作率は平成21年度と同様33.5%で配分しました。

  16、平成21年度遊佐町雪かき応援事業について。高齢者世帯等の方々が、冬期間の生活を安心して過ごせるよう、敷地内通路の確保を地域ぐるみで行うことを支援する事業を実施しております。

  要援護者として58名の方が利用登録し、雪かき協力者は個人48名と3団体から登録いただいております。

  17、日本海沿岸東北自動車道について。2月18日に、第1回庄内地域づくり戦略検討会(事務局:酒田河川国道事務所)が開催され、東北公益分科大学橋英彦教授を座長に、酒田・鶴岡両商工会議所青年部のほか関係諸団体の構成により、日沿道がもたらす庄内地域の活性化に向けた地域づくり戦略について検討され、今後も継続して開催の予定です。

  18、持ち家住宅建設支援金について。申し込み件数は90件となり、内訳は新築10件、増改築10件、修繕(外壁、屋根工事など)58件、給排水工事(下水道接続など)12件であります。総事業費2億8,500万円、支援金交付額で1,596万8,000円となりました。

  19、LAS―E監査の実施について。昨年度に第一ステージに合格し、今年度も引き続き実施中の、自治体環境マネジメントシステム(LAS―E)の住民監査が2月18〜19日に行われ、まだ改善の余地はあるが、ごみの減量化や紙の分別の徹底が図られており、昨年度よりも環境への配慮が進んでいるとの評価をいただきました。

  20、省エネコンテストの実施について。エコすまいるレディースが主催し、ことし1月から2月の家庭電力消費の削減コンテストを実施したところ、20世帯から参加があり、最大で昨年比48%の削減になった世帯もありました。結果については4月号広報紙に掲載して発表の予定であります。

  21、水道事業について。上水道事業につきまして、比子地内において下水道管布設に伴い老朽管の布設がえ及び管網整備を進めております。八日町地内では、管網整備のため配水本管布設と共同給水管の解消事業を実施しました。また、大楯浄水場の第6号水源井整備を来年度事業に予定しており、実施設計業務を進めているところです。

  簡易水道事業につきましては、吹浦・箕輪統合簡易水道事業の一環として、農業集落排水事業との合併施工による箕輪集落内の配水管布設を完了し、箕輪地内の第6取水ポンプ室の築造及び導水管、配水管の布設工事を進めております。また牛渡川水管橋工事を来年度に予定し、その実施設計業務を進めております。

  22、下水道事業について。特定環境保全公共下水道区域において、今年度は下当集落全域と白木集落の一部区域を整備中でありますが、下当集落については、下水道管の埋設工事が完了し舗装復旧工事を残すのみとなっています。また、白木集落内整備についても順調に進捗しており、両区域ともに年度内の供用開始を予定しています。

  農業集落排水事業の最終整備地区となる箕輪地区の整備工事が昨年末に完成し、年度内の供用開始に向けた準備作業を行っています。

  下水道の接続状況については、12月末現在、公共下水道区域では供用開始戸数3,436戸のうち2,290戸の接続、接続率66.65%、農集区域では供用開始戸数514戸のうち364戸の接続、接続率70.82%となっております。

  以上でございます。

議 長(橋信幸君)  続いて、教育行政報告について、那須教育長より報告願います。

教育長(那須栄一君)  それでは、申し上げます。

  教育行政報告。平成22年3月2日。

  1、教育委員会の開催状況について。1月26日、2月19日に遊佐町教育委員会を開催し、要保護及び準要保護児童の認定について、遊佐町立小中学校管理規則の一部改正について、遊佐町立学校施設使用条例の施行に関する規則の一部改正について、遊佐町教育委員会事務局処務規則の改正についての議案を可決いたしました。

  2、学校運営について。新型インフルエンザに罹患している児童生徒は現在おりませんが引き続き感染予防に努めるよう指導してまいります。

  町内各小学校、中学校とも一人一人の子供が新たな夢や希望、目標を持って次の学年への進級や、中学・高校に進学できるように、最後の締めくくりに力を入れております。

  特に中学3年生は高等学校の入学試験を控え、目標に向かって一生懸命頑張っております。

  3、遊佐町児童生徒並びに教職員表彰について。3月1日に遊佐町児童生徒並びに教職員表彰式を行い、日本健康推進学校優良校表彰を受けた蕨岡小学校、遊佐町教育委員会委嘱研究校として公開研究発表を行った遊佐小学校、遊佐町立小学校勤続12年を迎えた蕨岡小学校、佐藤美紀教諭を表彰いたしました。

  4、「いのちの教育」推進特別会議の取り組みについて。平成19年度から3カ年にわたり、幼児から中学生までの子供たちの「いのちの教育」に焦点を当て、それにかかわってきた各関係機関で行っている取り組みや活動について話し合いを行ってまいりました。

  その結果、幼児期において、同じ絵を見ながら同じ言葉を通して、同じ感情を共有することができる等感性を育てるため、また、親子のきずなを一層深める観点から「読み聞かせ」を推進することになりました。啓発・普及のために関係機関からのご協力を得て進めてまいります。

  5、中学校スクールバス整備について。かねてより懸案でありました、遊佐中学校の大型スクールバス3台、1月26日に納入いたしました。残り4台についても今後整備したいと考えております。

  以上です。

議 長(橋信幸君)  以上で諸般の報告を終了いたします。

  次に、日程第4から日程第9まで、議第6号 平成21年度遊佐町一般会計補正予算(第10号)ほか特別会計等補正予算5件を一括議題といたします。

  事務局長をして朗読いたさせます。

  金野議会事務局長。

局 長(金野周悦君)  上程議案を朗読。

議 長(橋信幸君)  提出者より提案理由の説明を求めます。

  時田町長。

町 長(時田博機君)  おはようございます。それでは、私から提案理由を申し述べさせていただきます。

  議第6号 平成21年度遊佐町一般会計補正予算(第10号)。本案につきましては、年度末を控え、各事業も最終段階を迎える中で、事業費やそれに伴う補助金、地方債などについて精査を行い、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億6,430万円を増額し、歳入歳出予算の総額を67億6,660万円とするものであります。

  まず、歳入について申し上げますと、普通交付税で1億9,265万9,000円を増額、国庫支出金では安全安心な学校づくり交付金1,300万円の増額などで958万9,000円を増額、県支出金では国民健康保険基盤安定制度負担金の減額等で1,210万3,000円を減額、使用料では公営住宅使用料60万円の減額等で112万5,000円を減額、繰入金では当初予定していた財政調整基金の繰り入れ取りやめなどにより4,198万2,000円を減額するなど、その他事業費や交付金等の増額決定に伴う起債額の変更を行い、歳入補正総額で1億6,430万円を増額計上するものであります。

  一方、これに対応する歳出の主なものを申し上げますと、総務費で普通交付税の増額分を来年度に備えるため、財政調整基金へ5,000万円を積み立てるなど、5,155万6,000円を増額、民生費では国民健康保険支援事業で754万3,000円を減額する一方、障害者自立支援給付事業で993万7,000円を増額するなど、486万円を増額、衛生費では各種検診業務委託料の減額等で155万6,000円を減額、農林水産業費ではやまがた園芸担い手支援事業費等の減額などで923万3,000円を減額、商工費では観光施設整備基金積立金3,000万円を追加するなど、2,796万円を増額、土木費ではまちづくり交付金事業の減額等で4,310万円を減額、教育費では吹浦小学校プール改築事業で8,350万円を増額するなど、8,407万5,000円を増額、公債費では新たに繰上償還を実施するため5,000万円を増額するなど、その他事業費の精査により、歳出補正総額で1億6,430万円を増額計上するものであります。

  なお、繰越明許費については、吹浦小学校プール改築事業費等を翌年度に繰り越して実施するため、その事業費を追加計上したものであります。

  議第7号 平成21年度遊佐町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。本案につきましては、療養給付費や医療費の精算見込みに伴う退職医療療養交付金、高額医療共同事業交付金並びに保険基盤安定繰入金の減額や一般療養給付費、退職療養給付費、老人保健拠出金、基金の繰り入れと積み立て、予備費の減額等が主なものであり、歳入歳出の総額からそれぞれ1億2,100万円を減額し、歳入歳出予算の総額を17億4,000万円とするものであります。

  歳入について申し上げますと、療養給付費等負担金で4,500万円、県普通調整交付金で350万円、退職者医療療養給付費交付金で2,316万円、高額医療費共同事業交付金で860万円、保険基盤安定繰入金で698万4,000円、基金繰入金で5,000万円をそれぞれ減額し、国庫普通調整交付金で1,900万円を増額するものであります。

  これに対応する歳出につきましては、一般被保険者療養給付費で4,900万円、退職被保険者等療養給付費で8,983万円、退職被保険者等高額療養費で900万円、老人保健医療費拠出金で2,100万円、予備費で3,000万円をそれぞれ減額し、一般被保険者高額療養費で750万円、高額医療費共同事業拠出金で400万円、保険財政共同安定化事業拠出金で1,800万円、給付基金積立金で4,957万円をそれぞれ増額するものであります。

  議第8号 平成21年度遊佐町簡易水道特別会計補正予算(第4号)。本案につきましては、簡易水道区域の事業の精査により、歳入歳出予算の総額からそれぞれ2,327万円を減額し、歳入歳出予算の総額を2億3,532万7,000円とするものであります。

  歳入について申し上げますと、有収水量の減により水道使用料等の使用料及び手数料で615万円を減額、基金利子の減により財産収入で12万円を減額、簡水基金繰り入れを取りやめ、繰入金で1,700万円を減額するものであります。

  これに対応する歳出につきましては、維持費の工事請負費で事業の精査により2,387万円を減額、修理用材料等の原材料費で60万円を増額するものであります。

  議第9号 平成21年度遊佐町地域集落排水事業特別会計補正予算(第5号)。本案につきましては、平成21年度箕輪地区集落排水整備事業の完了に伴い、事業費の再精査により、歳入歳出予算の総額からそれぞれ390万円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億6,967万円とするものであります。

  歳入について申し上げますと、使用料で110万円、町債で280万円をそれぞれ減額するものであります。

  これに対応する歳出につきましては、総務管理費で250万円、集落排水整備事業費で140万円をそれぞれ減額するものであります。

  議第10号 平成21年度遊佐町介護保険特別会計補正予算(第3号)。本案につきましては、国庫負担金等の変更内示と介護保険給付費及び認定調査費のこれまでの実績状況を踏まえた補正が主なものであり、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,250万円を増額し、歳入歳出予算の総額を16億3,214万円とするものであります。

  歳入について申し上げますと、保険料で580万円を減額、国庫支出金で516万5,000円を増額、支払基金交付金で1,186万円を減額、県支出金で405万3,000円、繰入金で331万9,000円、繰越金で2,759万8,000円をそれぞれ増額するものであります。

  これに対応する歳出につきましては、総務費で45万円、保険給付費で370万円、積立金で1,819万7,000円をそれぞれ増額し、地域支援事業費で97万5,000円を減額、諸支出金で112万8,000円を増額するものであります。

  議第11号 平成21年度遊佐町水道事業会計補正予算(第4号)。本案につきましては、平成21年度水道事業会計予算における第3条に定めた収益的収入について、営業収益で有収水量の減により給水収益で1,600万円、下水道関連工事分など受託工事収益で3,970万円、水道加入金で80万円をそれぞれ減額し、水道事業収益予定額を3億3,688万9,000円とするものであります。これに対する収益的支出については、営業費用の委託料ほか事業の精査により取水配水給水費で1,360万円を減額、下水道関連工事分など受託工事費で3,670万円を減額、特別損失の過年度分水道使用料の不納欠損処分による過年度損益修正損で150万円を増額し、水道事業費用予定額を3億2,996万2,000円とするものであります。また、予算第4条に定めた資本的収入について、地域活性化・きめ細かな臨時交付金により工事負担金で3,000万円を増額し、資本的収入予定額を6,700万円とするものであります。これに対する資本的支出については、事業実施設計費及び工事請負費の増により建設改良費で3,150万円を増額し、資本的支出予定額を2億2,420万円とするものであります。

  なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億5,720万円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額125万4,000円、過年度分損益勘定留保資金3,427万6,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億2,167万円で補てんするものであります。また、繰越明許費については、地域活性化・きめ細かな臨時交付金に伴う老朽管更新事業、上水道管網整備事業を翌年度に繰り越して実施するため、その事業費を計上するものであります。

  以上、補正予算案件6件についてご説明申し上げました。詳細については、所管の課長をして審議の過程で説明いたさせますので、よろしくご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。

  以上です。

議 長(橋信幸君)  次に、日程第10、補正予算審査特別委員会の設置についてを議題といたします。

  議第6号 平成21年度遊佐町一般会計補正予算(第10号)ほか特別会計等補正予算5件については、恒例により、小職を除く議員13名による補正予算審査特別委員会を構成し、審査を行うことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

  (「異議なし」の声多数)

議 長(橋信幸君)  ご異議なしと認めます。

  よって、会議規則第39条の規定に基づき、補正予算審査特別委員会に付託し、審査することに決しました。

  お諮りいたします。それでは、補正予算審査特別委員会委員長に総務厚生常任委員会委員長の阿部満吉議員、同副委員長に橋透議員を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

  (「異議なし」の声多数)

議 長(橋信幸君)  ご異議なしと認めます。

  よって、補正予算審査特別委員会委員長に阿部満吉議員、同副委員長には橋透議員と決しました。

  補正予算審査特別委員会が終了するまで本会議を延会いたします。

  (午前11時06分)