飲用井戸等の安全確保について
飲用井戸の管理をしっかりしましょう
◆ 井戸水は、流れている地下水をくみ上げているので、常に一定の水質であるとは限りません。 周りの環境変化によって影響を受けたり、汚染されたりする可能性があります。
◆ 特に、硝酸性窒素が多く含まれている地下水は、体内に入ると、血液中で反応し、乳児などに対してはメトヘモグロビン血症による健康被害が生じる可能性があることも報告されています。
◆ 日頃から井戸水の水質は変化し一定でないことを認識し、適切な管理に努めましょう。
◆ 水道水はいつでも安全な水を供給できるよう管理されています。安心して水を使えるよう、できるだけ水道水を使用しましょう。
◆ 飲用井戸などの衛生確保は、設置者の自己責任です。家族の健康を守るためにも、定期的な水質検査や清掃をおねがいします。
井戸の管理方法
1 井戸のふたに鍵をかけたり、その周囲に柵を設けたりするなど、関係ない人や動物などが入るのを防いでください。2 井戸やその周辺を定期的に点検・清掃し、常に清潔にしてください。
3 施設を新たに作る場合は、水の汚染防止のため、設置場所や設備などに十分注意してください。 水道法では50項目の水質基準が定められております。施設を使用する前に水質検査を行い、安全性を確認してください。
4 井戸水や湧水には、一見きれいに見えても、目に見えない最近が含まれていることがあります。井戸水などを飲み水に使う場合には、消毒装置を設置する等滅菌しましょう。
5 日頃から、水の色、濁り、臭い、味に注意し、異常があった時は、水道法に定められた水質基準項目について水質検査をしてください。
水質の定期検査
水の安全を守るため、水道法に定められた水質基準項目の内次の項目について、1年に1回以上、定期的に水質調査を行い、その記録を3年間保存してください。
1 一般項目
一般細菌、大腸菌、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、塩化物イオン、有機物、ph値、味、臭気、色度、濁度
2 個別項目
テトラクロロエチレン及びトリクロロエチレンなどに代表される有機溶剤、その他水質基準項目のうち周辺の状況や水質検査結果などから判断して必要となる項目
◆ 水質検査について分からないことがあったら、遊佐町役場 地域生活課 上水道係 (0234)72-5887 にお問い合わせください。